思考
呼吸をするように人は無意識にいつもモノを考えている。
嫌な気持ち、むかついた気持ちも全ては
自分の思考が生み出した気持ち。
例えば昼間嫌な思いをした。
夜、家族にその話しをする。するとまたその時の嫌なことを
思い出し、無性にムカツキ寝れない。
これはあきらかに自分の思考が生み出した嫌な思い。
決して昼間の相手のせいではない。
考えなければ嫌な思いは2度しないで済んだはず。
マイナス思考も同じ。
特にマイナス思考は一度考え出したら
雪だるま式に膨れ上がる。一度転がり出したら大きくなるばかり。
こんな時、
「あ〜、またつまんない事を考えてる」と思って、
考えを断ち切ることで
暗く落ち込むことを止めることが出来る。
リラックスするにはまず思考を意識すること。
この瞬間、今の気持ちは自分が作り出しているモノなのだと。
よく、都会を離れて田舎で暮らしたいとか、旅行に行って
気分転換したいと思うが、何処へ行っても
嫌な出来事はある。
常日頃から思考をコントロールする訓練をすることで、
今よりずっとリラックスした生活が送れるはずである。
分析的思考と流動的思考
なかなか名前が思え出せないとき、
ノドまで出ているのだが。顔は思い浮かんでるのだが名前が出ない。
どんなに思い出しても浮かばない。
しかし、諦めていると
ある時、突然に名前を思い出すことがある。
これが分析的思考と流動的思考である。
こんを詰めてねじり鉢巻で分析的に物事を考えてもいい案は浮かばない。
かえって、シャワーを浴びているときや布団に入ったとき、ドライブ
している時など流動的に考えてるときに良い発想が浮かぶ。
何かにつまったとき、一度考えるのをやめて、
その考え事を鍋に入れて弱火でゆっくりと煮詰めるように
脳の片隅にそっと置いておく。
そうすると、
予想以上の答えが思い浮かぶはずである。
一度お試しあれ。
リラックスが答えを導くはずです。